自他共に認める部屋が汚い物が多い女、かおる (@kaoruy_new) です。
一人暮らし歴9年なのですが、これまで服を捨てたことがありませんでした。穴空いた靴下とかはさすがに捨てたよ…!
一念発起して服を断捨離したことによる変化を書いていきます!
「もったいない」で9年間服を溜めていた
9年間というのは一人暮らしを始めてからの年数なのですが、9年ってすごく大きいですよね。
年齢も10代からアラサーになったし、学生から社会人になりました。
その時点で、9年前から使い続けているものなんてごく一部なんです。
ということは…?服も同じですよね。
勿論流行は変わるし、自分の服の好みも変化しています。
年齢が上がって着なくなる服もあります。
それなのに、
- 部屋着として着るかも
- また何年かしたら着れるかも
- ブランドによっては売れるかも
- まだ着れる状態だからもったいない
とどんどん溜め込んでいました。
服の断捨離に踏み切れたきっかけ
9年間、引っ越しを経ても服を断捨離出来なかったのになぜ今かといいますと、単純に荷解きが大変だったからです。
引っ越し前は、捨てようと思っても悩んで捨てられなかったり、そもそも引っ越しというお尻が決まっている作業なので、選別している余裕がありませんでした。
何せ、物を久しぶりに見ると感傷に浸って時間が経つタイプなもので…
今の部屋に引っ越してしばらくは手が付けられていませんでしたが、ずっと段ボールに囲まれて過ごすわけにもいかず、遂に残っていた箱の荷解きにかかると…
服、とかバッグ、と書かれている箱の多いこと。
そしていざ片付けようにも、場所がない。
以前よりは広い部屋になったので、クローゼットも広くなりました。
それなのに収納できない服がまだまだあるんです。あとハンガーも足りなかったです。
こりゃいかんなあと思い、荷解きついでに整理することを決心したわけです。道のり長かった。
服を溜めていたことによるデメリット
きっと同士にはわかってもらえると思うのですが、わかっちゃいるけど…ってなやつです。
引っ越して、これを繰り返してはいけないなあと思いました。
しまう場所がない
一番大きいのがこれです。
学生時代はまあまあ広めの部屋に住んでいたので、押し入れサイズの衣装ケースが縦置きで収まる、学生向けにしては大きなクローゼットがありました。
それでも、だんだんハンガーをかける部分はギュウギュウになっていったし、社会人になって引っ越した部屋は学生時代の半分以下の広さだったので、クローゼットも半分以下。なんなら1/3。
勿論入りきるわけもなく、引き出し付きのハンガーラックを買いました。
それでもギュウギュウ。なんなら入らなくて積んでた。
服を片付けるのが面倒になる
そもそも洗濯した服を片付けるのが面倒くせ~ってなるズボラ女なのですが、場所がないからしまうだけで一苦労。
しかも、よく考えたら着て洗濯してる服なんてごく一部なので、洗濯→乾く→着るぐらいの勢いでした。
ということで気づいたら乾いた洗濯物は積み上げるだけ。終了。
まあ下の方はシワがつくよね。だから余計面倒で上の方の服ばかり着てました。
どこにどの服があるかわからない
仕事用の服が行方不明になることはあまりなかったんですが、私服はまあ見つからない。
特に季節の変わり目なんて、あの服どこにしまった!?ってなって結局見つからない。
そして着ることなく季節が過ぎる。
断捨離の基準はシンプルに
本を読んでから、というのも考えましたが、そんなことしてると本を読んで満足して終わることは目に見えていたので、とりあえずやってみることにしました。
先に書いた通り、感傷に浸って手が止まるタイプなので、基準はシンプルにしました。
ちなみに処分方法は
- ZOZOUSEDに売却
- 資源ごみの古布回収(“資源”になると思うと罪悪感が軽減された)
- 裁断しやすそうかつ使いやすそうなものは雑巾に変身させる
でした。
社会人になってから着ていないものはこれからも着ない
まずこれ。なんなら実家出るときに持ってきて、最初1~2年しか着てない服とかざらにありました。
一着ずつ見ていくと、こんな服そういえば持ってたな、って存在自体忘れていた服もあって、忘れてたってことは着ないなと思いました…
人によってここは異なると思いますが、服の系統が変わった〇年以上前のものはもう思い切って処分、とか基準を決めると分けやすいと思います。
社会人になったら系統が変わってくるのはあるあるだと思うので、私のようにその基準の年数にも悩んじゃう人はとりあえずこれでやってみてください!
とくにアラサー(私と同じ)にはちょうど年数だと思います(笑)
今年これを着て外に行くか
社会人になってから買った服は、この条件で分けました。
捨てたくはない気がするけど、今年(直近のシーズン)にこれを着ることはないかな、と思ったら思い切ってお別れを…
今年着ないってことは来年はもっと着ないよね…!ってことで…
経年劣化が激しいものは処分
いやまだ着れるよ、家で着たらいいよ、ばかりが出てくるもったいないおばけなので、この基準がけっこう活躍?しました。
かわいらしいワンピースは家で着ようとは思わないけど、よれよれのロンTなんて部屋着に最高じゃないですか。
っていう思考で大量のTシャツやロンTがあったのですが、いくら家でも経年劣化で浮き出たシミがあるもの着なくてよくない…?というかそこまでしてたらマジで片付かないので、毛玉とり使ってもつるつるにならなくなったカーディガンとか、「家でなら」着れる系の皆さんにはこの基準で挑みました。
かーなーり、減りました。
悩むものは保留
それでも悩む服は悩みますよね。
悩んで時間を費やすのはもったいないので、保留エリアを作りました。
そして1週間くらい置いてみました。
それでもなお悩んだ服、に関しては、「ときめくかどうか」で判断しました。
ご存じこんまりさんの基準です。これはテレビで見たことがあったので、最後の最後の基準として。
もっと片付けが進んだら、本も読んでみようと思っています。
結果、もう着ないだろうけど、可愛くて好きで手放せない(かつ状態もいい)服は何着か残しました。見るだけでもかわいい服って…あるよね…
服を断捨離したことによるメリット
収納場所に服が収まる
ちゃんとしまえる空間ができたので、全てが収まりました。
場所も広くなるし、積みあがった服が目に入るストレスもなくなります。
地層みたいな服タワーを崩して「あああああああ!」と言うこともなくなりました。これはとても大きかったです。
服を片付ける際のストレスが軽減される
上の収納場所ともつながるのですが、しまう場所があるということは、そこに乾いた服を畳んで入れるだけでいいんです。すごく当たり前のことを言っている自覚はあります
全部畳んでしまってあったら、服を積み上げなくなりました。
そして…服を片付けるのが当たり前になりました…ズボラですいません…
どこにどの服があるのかわかる
これ…これ!!!あの服どこ!?ってやらなくなったので、お出かけの準備の時間も少し減りました。
ということは探しているときのストレスも減ったということです。
…しょーもないことでストレス溜まりすぎぃ
服を買う時に考えられるようになった
もともと服の衝動買いは大学生くらいからしなくはなっていたんですが、持っている服との組み合わせをより考えられるようになったと思います。
悩みに悩んでこれだ!となった服を買うようにはしているんですが、意外と手持ちの服がうまく組み合わせられないことも多く(センスがない)
ほとんど着ていない服も割とありました。
もったいないおばけなので、処分するときがすごく辛かったんです。
処分の際にはありがとう、と口に出して手を合わせて罪悪感を薄めました。そのくらいもったいないおばけもはやお葬式
けっこう辛かったので、これからはもったいなくしないように、そもそももっと考えて買わなきゃいけない、と実感しました。その方がエコだし。
おかげさまで、ここ2~3年あまり服を買わなくなっていましたが、さらに買わなくなりました…(笑)
片付けると○○がよくなる!は本当だった!?
よく本だったりネットの記事で見ますよね。
運、とか金回り、とか(笑)
そこまではっきりとしたものはさすがに感じてませんが(笑)、気持ちがよくなる!とは言えると思います。
日常の細かいストレスを少しでもなくせたら、蓄積されるストレスも減りますよね。
もしかしたら、そういうことの積み重ねが…運とか…金回りに…繋がってくれるといいな~(笑)
やはり、そのものがあるべき場所にちゃんと収まっていることは大切だと思いました。
服が多くて困っている方はぜひ、重い腰を上げてやってみてください!